●どんなに親しくても、秘密はあっていい

こんにちは。meguriaoi〜めぐりあおいオーナーのringela(りんじぇら)です。

昔話ですが、20代の頃、ある男性とおつきあいをしていました。

今振り返っても、実年齢よりもかなり若い見た目の方でした。

普段から身体もジムで鍛えてて、ちょっとナルシストでプライド高め。笑

若かった私からすれば、ものすごく大人の男性にしか見えませんでした。

精神面で強そうな印象に惹かれました。

一緒に住むつもりでお部屋も探していました。

狭くて高い新築とかより古くても安くて広い方がいいとお互い思っていたのでお部屋探しも楽しかったです。

でも、彼はひとつだけ隠し事をしていました。

でも、それは実は、出会った時から気づいていました。

私にとってはその事実については全く気にならないことでした。

彼のプライドを傷つけないために、私からは何も言わずにいました。

ただの知人や友人であれば、別にそれについて話す必要はないからです。

おつきあいするだけでも、別に話さなくてもいいです。

でも、結婚となれば、そう言うわけにはいきません。

私にとってはなんてことない隠し事ではありますが、どんなささいな事であっても、伝えられる関係であることは結婚相手には大前提であって欲しいとも思っていたからです。

そもそも一緒に住んだら絶対にわかりますから。

でも、彼は一緒に住もうとしているのに話そうとはしてくれませんでした。

しびれを切らして、ある日私からついに切り出してしまいました。

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『隠し事してるよね?』と。

そしたら、少し考えて、話してくれました。

彼『いつから気づいていたの?』

私『出会った時から』

彼『それは、ショックだなあ…』

私『いつ、話してくれるつもりだったの?』

彼『いや、一生話すつもりはなかった』

私は彼の最後の言葉を聞いて、固まってしまいました。

それからも、彼は私に彼のありのままを見せてくれようとはしませんでした。

私はそこで、彼との間の隔たりが取れないことを察して、徐々に気持ちが離れてしまいました。

彼はとても勤勉で賢い、スーパーマンみたいな人でした。

若い頃にはあるジャンルでメジャーデビューもしたくらいすごい人でした。

何をやるにも器用で、とても気がきく。

人当たりも良くて人望も厚い。

私にはもったいないくらいの人でした。

そんなに色々なものを持っている人なので、何もない私からしたらなんてことはないだろうと思っていました。

でも彼にとっては、唯一の持ちたくても持てなかったことを打ち明けることは、どうしても許せなかったのですね。

今思えば、その隠したかった気持ちに寄り添ってあげればよかったなあと思いました。

だって、私にとっては、そんな隠している内容自体、全然大したことないと思っていたわけだから。

それをわざわざ、報告しなくてはならない理由もない。

私の中ではもうわかりきってることなのだから、それでよかったのに。

一緒に住んで、目の当たりにしても、見て見ぬ振りでよかったのに。

私の勝手な『べき思考』を彼に押し付けてしまっていました。

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彼は職場も変わっていないし、偶然を装わなくてもごくたまに見かけることがあり、最近も見かけました。

20年経ってるのに、全く変わっていませんでした。

むしろ、若返ってるのかもしれません。笑

そんな彼に、心の中で、あの時はごめんなさいと呟くのでした。

どんなに親しくても、秘密はあっていいよね。

人への依存から脱却したのをまたひとつ感じて、私は前に進めた気がしました。

なんでも、『こうあるべき』とか『こうするべき』などの『べき』思考に取り憑かれると、自分だけでなく人にも厳しくなり、お互い窮屈を感じるようになってしまいます。

こだわりを持つことは大切なことではありますが、こだわり過ぎてもそのうちとりとめもなくなることも。

自分に厳しい人ほど、自分への傾聴、おすすめですよ。

違う考えもあっていい。そう思えるようになると、自分も相手も優しく接することができるようになります。

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