●思い出に名前をつけて保存する

こんにちは。ringela(りんじぇら)です。

7月になりました。

2年前の今日は、夫が末期癌であることを確信した日でした。

この日はまだ、まだ時間があると思っていました。

でも実際には、ひとつき後のお別れまでのカウントダウンのはじまりでした。

あのひとつきは、まいにちの時間がとても長く感じていました。

癌があちこちに転移してどこもかしこも癌だらけ。

動脈瘤もごろごろしていて爆発寸前でした。

肝臓癌で死ぬか

腹膜癌で死ぬか

肺癌で死ぬか

動脈瘤破裂で死ぬか

ともかく、今死んでもおかしくない状況で

本人もいちばん苦しむだろうし、大量の吐血を見てしまったら子供もトラウマになってしまうから

どうにか、動脈瘤だけは破裂しないでくれと願っていました。

最期は結局、肺癌で亡くなったようです。

仏さまは、本人がいちばん苦しまない選択をしてくれたのだと思います。

本人にとっても、子供にとっても、ありがたい最期でした。

あの時から2度目の夏がやってきて思うのは、

日にち薬は、漢方薬より優しく効くものなんだなあ。

ということです。

娘が2歳半くらいの頃。

哺乳類がどうしても外せなくて、コップに変えたいのにぎゃん泣きされるので困っていました。

乳首に胡椒つけたらやめた、という話を聞いて試してみたけどダメでした。

ある時、祖父母が買ってくれたミニーちゃんのサンダルがお気に入りだった娘の足が大きくなってしまって、そろそろ新しいのを買わないといけなくなり。

それを処分したら娘は癇癪を起こしそう。祖母がどうしようかと言ったので、私が

『そんなの野良猫が持ってったとか言っとけば?』

祖母に話してハッと気付きました。

そうじゃん、哺乳類も猫のせいにすればいいんじゃん!笑

ということで、夫に話し、娘に見えないように哺乳類の乳首をはさみで切り落としました。

そして、私めっちゃ下手くそな演技でリアクション。

『あーーーっ!どうしよう!ななちゃん、ななちゃん!』

横でゲラゲラ笑い転げる夫。

私の叫び声に驚いて駆け寄る娘。

『どうしたの?』

『ななちゃん、ごめん。あのね、これ、ニャーにかじられちゃった…』

目を丸くして切り落とされた乳首を見た娘は、怒ることなく

『ニャーがかじっちゃったんだ!ニャーもミルク飲みたかったんだね!』

『ななちゃん、哺乳類使えなくなっちゃったから、これからコップで飲んでくれるかな?』

『うん、いいよ!コップで飲むよ!』

笑いをこらえる私の様子になんの疑問も抱かず、娘は素直に受け入れてくれたのでした。笑

そして、当然、ミニーちゃんのサンダルも猫のせいにして処分しました(・∇・)

片方だけ先に捨てて、

『ニャーに持ってかれちゃったよー』

と娘に言ったら

『ニャーもミニーちゃんがかわいいから欲しかったんだねえ』

とあっさり納得してくれました。

どんな思い出を思い起こしても、悲しみしか湧かない日々でしたが、

今日はじめて、この思い出に笑ってしまったのです。

哺乳類の乳首をちょん切ってる私の姿を見て、笑い転げる夫の姿を思い出して。笑

笑ってしまった私に気づいて

『ああ、こうして本当に夫が思い出になっていくんだ』

そこでまた、切なくなり涙してしまうのですが。

だから、今年の夏は、ふたりの思い出に浸るだけではなく、ひとりの新しい思い出を作ることにしました。

そうして、私の人生の中で新しい思い出に『名前をつけて保存』するために動いていくつもりです。

生きているから、どうしても時を過ごすわけで。

そんな気持ちになったことも、日にち薬のおかげなのかなぁと思います。

というわけで、7月はりんじぇらバージョンアップの月にします。

乞うご期待!(なにをぢゃ?)

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